台湾は知ってるけど、台湾への旅行経験なし!旅行の予定もなかった日本人が、10年勤めた会社を辞めて、子連れで台湾に行って暮らした経験談!
こんにちは、すいです。
今回は、いよいよ日本の家の引っ越し当日について、お話したいと思います。
夫の台湾転勤が決まってから、怒涛のように準備を進めてきたものの、いざ引っ越しの日が近づいてくると、あれもこれも準備が足らないのではないのかと不安になってきました。
でも、もうなるようにしかなりません。
引っ越しは以前(第13回)お話したように、荷物の運び出しは2日間、荷物は船便と航空便に分けることになりました。
引っ越しの時、一番大切なのは、荷物の詰め忘れがないかどうかの確認です。その他、特に注意したいのは、以下のポイントです。
(1)パスポートや母子手帳などの重要書類を引っ越し荷物とは別にしておく
うっかり引っ越しの荷物に入れてしまうことを避けるためです。
間違えて入れるなんてそんなバカな…と思えるのですが、実際に引っ越しをしてみて、当日は何人もの業者の人が慌ただしく出入りしたり、大きな荷物や段ボールがかなりのスピード感で搬出されたりしましたので、しっかり区別しておかないとまぎれてしまいます。
(2)スマホ、貴重品や現金など
これも上記と同じ理由です。バッグやスーツケースなどにまとめておき、引っ越し作業を始める前に、業者さんへ「これらは手荷物なので、引っ越し荷物に入れないでください」と伝えて、貼り紙などしておくとよいです。
(3)荷物の仕分け
自分自身で梱包はせずとも、荷物について引っ越し当日までにやっておくことは、
①船便の荷物に入れるのか、航空便の荷物に入れるのか
②持っていかないもの(粗大ごみ、他の人に讓るもの等)
③手荷物(上記(1)、(2)のほか、当面の衣類や日用品等)
を分けておき、当日業者さんへ伝えらえるようにしておくことです。
台湾に持っていかない家具や家電で、もらってくれる人がいたら譲ったり、売れるものは売ったりする手配をしておくことも重要でした。
引っ越しを機に廃棄する場合は、粗大ごみの手配も事前にしておくとよいです。自分自身で運べるサイズのものは、事前に手配して廃棄しておくと気が楽です。
賃貸であった我が家の場合、退去日までに粗大ごみも処分しないといけないので、要注意でした。
実際、引っ越し荷物については、事前に梱包できるよう、業者から段ボールが届きましたが、荷物のパッキングリスト(梱包明細書…どの箱に何がどれくらい入っているかを記入し、通関に提出する書類)を作成する都合上、段ボールの蓋は閉じずに置いておきました。
引っ越し当日は、朝9時頃から作業が始まりました。
エレベーターや玄関周りに緩衝材が取り付けられ、いよいよといった感じです。梅雨時にも関わらず、雨は降らなかったので助かりました。
担当の方とあいさつもそこそこに、荷物の内訳や前述のとおり手荷物にするものについて確認してもらい、作業を開始しました。
パッキングリストは、業者さんがプロの手さばきで作ってくれたので、私は荷物の区分を業者さんに伝えながら、荷物を一緒に詰めたり、ゴミをまとめる作業に徹しました。
黙々と作業に集中しましたが、それでも両日ともに終わったのは夕方18時を過ぎていました…。
すごいスピード感ながら、丁寧に荷物を梱包し、運び出してくださった業者さんに感謝しつつ、私はぐったりでした…。
引っ越しってこんなに大変だったんだなと、痛感した2日間でした。
全ての荷物が運び出された後、家の最終チェックと掃除をしました。
不動産屋さんによる退去時の確認については、引っ越しとは別の日にしてもらいました。
★電気やガス、水道停止の確認:停止の続きは、ネットから事前に手続きを行いました。
★鍵の返却と退去時のチェック:賃貸だったので、鍵を返却する際、退去時の室内チェックもしてもらいました。大きな退去時費用が発生せずほっとしました。
賃貸とはいえ結婚してからずっと住んでいたので、空になった住まいを見ると、なんだか感慨深い気分でしたが、感傷に浸っている場合ではありません(笑)
いよいよ、台湾に渡る日までカウントダウンです!
子供たちは幸いにも、体調を崩さずここまでやってきたので、この調子で台湾まで行ってほしいと切に願っていました。もちろん、親の私もですが…!
お読みいただきありがとうございます。
次回は、
【第16回】「台湾へ行くまでに準備したこと、決めたことのまとめ」
です。
次回もお読みいただけるとうれしいです。