みなさんこんにちは!Senoo IT Consultingの妹尾です。
久しく投稿しておりませんでしたが、ビッグニュースが入ってきましたので速報で投稿しました。
本日Amazon Web Services (AWS)より、アジアパシフィック(台北)リージョン(リージョンコード:ap-east-2)のオープンがアナウンスされました。
AWS契約者は、すでに管理コンソールからアクセスが可能になっています。
昨年に2025年初旬オープンの発表があって以来心待ちにしていましたが、やっとオープンしました。
応答速度が向上する
従来は東京リージョン、シンガポールリージョン、もしくは香港リージョンが台湾から最も近いリージョンでした。
しかし国際回線で通信する以上、台湾からの往復通信時間がどうしても必要となるため、シビアな応答時間が要求されるシステムに適用するのが困難でした。
今後は台湾域内の通信で完結する仕組みを構築できるため、高い応答速度を求めるシステムの構築も容易になります。
所在地制約への適合
政府系システムや金融系・医療系システム、その他個人情報を取り扱うシステムなど、法令等によりシステム本体やデータを台湾域内に置くことを厳しく求められるものがありました。
今後はAWS上でこれらの条件に合致したシステムを構築できるようになります。
以上、速報としてお伝えしました。
これまで台湾域外に無いためにAWSの採用に至らなかった多くのユースケースについて、今後はクラウド化されていくのではないでしょうか。
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